まなび場 天の川羊羹ゼリー@東武練馬

こんにちは。

7月といえば七夕。
天の川の両岸にいる織姫と彦星が会える年に一度の日。

今年の七夕は久々に晴れ、二人も会うことができたのではないでしょうか。

そんなロマンチックなエピソードにちなんで
今回の手仕事ワークショップでは、
見た目にも味にも感動してしまう天の川羊羹ゼリーを作りました。

あんこの羊羹づくり

天の川羊羹ゼリーは二層に分かれていて
1段目が天の川寒天ゼリー、
2段目があんこの羊羹となっています。
 

 
あんこの味付けはお砂糖とお塩。
この塩分があんこの甘みを引き立たせます。
 

 
寒天液にあんこや調味料を加えあんこの羊羹を作ります。
 

 
寒天ゼリーにつやを出すため
お砂糖だけではなく水飴を加えます。
 

 
天の川のきれいな青色を出すために使うのはスピルリナ。
藻類の色素を抽出したもので体に害がありません。

子供の頃にアメリカのカラフルなスイーツパーティに憧れを抱いたおかし作家じゅり先生。
カラフルで見た目が華やかなお菓子を作りますが
合成着色料は一切使わず
植物由来の天然着色料で色を付けていきます。
 

 
スピルリナに熱い寒天を少し入れて事前に溶かしておき青い色の寒天液を作ります。
 

作った寒天を二層に重ねれば完成


 
最初に作ったあんこの寒天が固まってきたら青い寒天液を流しいれ、
青い寒天液が固まってきたら星の金箔をかけて透明の寒天液でカバーします。
タイミングを見ながら慎重に進めていきます。
 

 
固まれば完成!
天の川を模した青い寒天の夜空の下には
あっさりとした甘みの中にちょっと塩分を感じる小豆の羊羹。
見た目も味も楽しめる二層の寒天ゼリーができました。
 

 
出来上がったらさっそく試食。
見た目にうっとりした後はパクパク食べてしまいます。

ハウスファミリーをバースデー羊羹でお祝い

お菓子教室の日は偶然にもハウスファミリーのお誕生日でした。
気配り上手でみんなから愛されているわささん。
「天の川ーーーー!!!
7/14、あたい誕生日やねん!!
ロウソク立てさせてー!笑」
 

 
本人の希望通り天の川羊羹ゼリーにはロウソクが立てられ
バースデーケーキならぬバースデー羊羹。
本人に気づかれないように急いでろうそくに火を灯し部屋の明かりを消してお祝い。
とても喜んでもらえてよかったです。
 

ハウスファミリーの願いもかなえた優しい時間

美味しいお菓子が食べられて作り方が学べるだけではない。
何か悲しいことがあってもみんなで楽しい時間を共有することで
明日からまた一歩踏み出せる勇気をくれる時間でもあります。

笹の葉につるしたい願い事はほかにもありますが
願い事がいくつでも良いならみんなとの楽しい時間がいつまでも続けばいいなと思います。
 

実は…


今回は天の川羊羹ゼリーだけではなく、「琥珀糖」作りにも挑戦していました。

琥珀糖とは
見た目は氷のように固そうなのですが
かじってみると表面はカリッ、中はぷるんとしていて
日本風のグミのようなお菓子です。
 

しかし水分が飛びすぎてしまったせいか上手く固まらずにアート作品に…
材料はほとんどお砂糖でできているので紅茶やコーヒーに溶かしていただくことにしました。

失敗ではなく成功するための方法を学んだのです。
経験を生かしてまたみんなで作りましょう。
見た目も味も楽しめた今回のまなび場 手仕事ワークショップ。
じゅり先生の紹介はこちらより。

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