こんにちは!
家庭料理研究家 梶川瞳恵です。
今回は
来月のバレンタインに向けて『胃袋をつかむ』をテーマにしたレッスンを行いました♫
日本人の胃袋を掴むのはやっぱり“和食”
和食が美味しいには“わけ”があり、それをおさえることで「絶対美味しい料理」が作れるようになります♫
●2種のだしのとり方とお味噌汁の作り方
和食の基本はなんといっても“だし”
難しいと思われがちな自家製のおだしも、「正しいうまみの引き出し方」を知れば、難しいことはなく簡単に作ることができます。
とったおだしで「だしあんかけ」も作れて、「料亭の味みたい!」と思ってもらえる味が作れます。
今回はお豆腐にだしあんかけをかけた、だしあんかけ豆腐にしました。
これ以外にも、揚げ焼きにしたお餅、素揚げしたお野菜などにかけて食べてもとっても美味しいです♡
●鍋炊きごはんの炊き方と究極の塩むすびの作り方
“気”という時は本来、“氣”と表記されていました。
この字の通り、日本人は「お米」から「氣=エネルギー」を取り入れていました。
そして、昨今は炊飯器で炊くことが当たり前になっていますが、本物のご飯は「火でお鍋で炊いたご飯」です。
火で炊くことで、お米からのエネルギーと合わせて「火」のエネルギーも取り入れることができます。
それを自分の手で握ることで、お米と水と塩だけとは思えない美味しい塩むすびができます。
塩むすびのすごいのが、茶碗にご飯をよそって塩をかけたものよりも格別に美味しくなっていること。
「手で握る」
それだけでお米にさらにエネルギーが加わり、美味しくなります。
「手料理の美味しさ=手を加えることで加わる美味しさ」が1番良く伝わるのは、この塩むすびだと私は思っています。
テーマとしては、「想っている相手の胃袋をつかむ」ですが、
これに限らず、まずは自分自身が美味しいと思える料理を作って自分の胃袋を掴んで
次は周りの大事な人と一緒に食べて、幸せな時間を過ごしていただければと思い、お伝えしました!
また来月もお料理をお伝えできるのを、楽しみにしています(^^)