本格的に寒くなってきて体調を崩しやすい12月。
東武練馬 コミュニティシェアハウスtoiroでは、風邪の予防に効果的で今が旬の柚子を使ったジャムづくりと
手作りの柚子ジャムを使ったマフィン作りをしました。
18年物の無農薬の柚子
今回使用した柚子は世田谷野菜ブランドの柚子。
皮まで使うので安心して食べられる無農薬の柚子を選んでおかし作家のじゅり先生が買ってきてくださいました。
身をつけるまでに18年かかる柚子からは柑橘系のとてもいい香りがします。
柚子の香りを楽しみながらジャム作り
柚子はよく洗って果汁を絞り、種と別にしておきます。
実はこの種がまた後で活躍してくれるので取っておきます。
薄皮や、苦みのもとになる白いわたの部分をスプーンでこそげとります。
地道な作業ですが部屋中に漂う柚子の香りで癒されるので気持ちよく進められます。
皮は細かく刻んで何度か茹でて柔らかくします。
取っておいた種は袋に詰めて皮やお砂糖と一緒に煮込みます。
柚子の種が天然のペクチンとなってジャムをとろとろの状態にしてくれるのです。
10分ぐらいに詰めれば柚子ジャムの完成!
たっぷりのジャムを大きな瓶に詰めて少しずつみんなで楽しみます。
男性ファミリーが活躍したマフィン作り
生地を混ぜるのに少し力の入るマフィン作り。
いつもはお菓子教室に参加しない男性ファミリーの久保先生も
じゅり先生が「手伝ってほしい!」と声をかけると「柚子ジャムのためなら!」と急遽参加してくれました。
何でも知っていてファミリーからは頼りにされているため、みんなから「先生」と呼ばれる久保先生。
普段はお菓子作りなんてしないはずなのに、運動で鍛えた筋力と持ち前の器用さで上手に生地を混ぜてくれました。
混ぜた生地はマフィン型に入れてオーブンへ。
「カップケーキやマフィンをつくるときはアイスクリームのスクレーパーなどで
すくいながら入れると均等に入るよ」とじゅり先生。
ひとつのコツでお菓子作りは簡単に、楽しくなります。
バターの甘い香りと共にふんわりと焼きあがったマフィン。
とてもふわふわに仕上がりました。
柚子の香りで集まって始まるパーティ
柚子ジャムはお湯で割って柚子茶に、炭酸で割って柚子ソーダに、多めの柚子ジャムと日本酒で割ればお酒でも楽しめます。
ヨーグルトに入れても美味しいし、スペアリブと一緒に漬け込めばお肉料理にも使えて
一回たくさん作れば何でも楽しめてしまう万能な柚子ジャム。
柚子の爽やかな香りに誘われて集まってきたハウスファミリーと一緒に
急遽買ってきたクラッカーやソーダ、燻製のおつまみなど持ち寄って柚子ジャムパーティとなりました。
6月のまなび場で作った半年物の梅酒もさらに美味しくなってパーティを盛り上げてくれます。
「1月は味噌作りなんていいね」なんて早くも来年のまなび場の計画にウキウキしています。
■十人十色の家 toiro 東武練馬